卒業論文の基本要件

卒業論文の基本要件(形式篇)

卒業論文には,「型」があります。最近に始まったことではないですが,「型」や「形式」を軽視する風潮があります。しかし,「型」や「形式」のないところに独創性は生まれてきません。それこそ「形無し」なのです。

 

したがって,まずは「形式」をちゃんと踏まえるという点が第一歩となります。

では,卒論に求められる「形式」とは,どんなものなのでしょうか?

 

ぶっちゃけて言ってしまうと,「形式」にはいくつかの種類があります。唯一絶対の「形式」はありません。しかし,基本点として押さえておくべきこともあります。

 

  1. テーマが明確であること
  2. テーマ設定の理由が明確に示されていること
  3. 論理的に構成されていること
  4. 独自見解だけでなく,先行研究などの蓄積を踏まえていること
  5. 結論が明確に示されていること
  6. 読み手に「伝えよう」としていること

 

これらの点は,どんな「形式」であっても必要です。ここから,必要な「形式」がどんなものかも浮かび上がってきます。

  1. 章・節などが,論の展開に即して構成されていること
  2. 段落が適切に分けられていること
  3. 先行研究や参照した資料などの引用が,きっちり明示されていること
  4. 読み手が理解できるような,文や図・表などの構成となっていること
  5. 表紙など,「卒業論文」であることが一目でわかるようになっていること

 

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