2013年度 企業行動特論

本講義では,企業を価値動態として捉えたうえで,いかにして企業発展が可能となるのかについて理論的に考察する。ここにいう価値動態とは,企業の本源的な役割としての「他者の欲求充足」=製品・サービス提供とそれにまつわる貨幣や無形財の転態プロセスとしての「価値創造過程」,この価値創造過程に必要な資源や能力をステイクホルダーから獲得し,それに対してステイクホルダーへの効用を提供するという「価値交換関係」,そしてこの2つを動かしていく機能としての「ビジネス・リーダーシップ/マネジメント」の3つから構成される。この3つが適確にかみ合うことで,企業発展が導き出されるという観点に立脚し,そのために必要な理論枠組を修得し,さらに実態の分析に活用しうる能力を身につけることが,本講義の基本課題である。

 

そのために,本講義では以下のような方法をもって進める。
(a)提示された参考文献/事例の事前読解およびレポート提出(受講者全員)
(b)受講者のレポートにもとづく報告(ランダムに指名)およびそれに対する質疑・議論

 

なお,レポート・報告・議論において求める点(評価ポイント)は以下のとおりである。
(1)文献や事例の内容(概念,理論枠組,事実関係,背景状況など)の適確な理解
(2)論理的なレポート構成能力
(3)受講者自身の解釈・主張の明示(1を踏まえたうえで)
(4)他者の主張を受け止めたうえで,議論を展開する能力

 

本講義において,方法(a)ならびに(b)を果たさなかった場合,その時点で単位修得は不可能となるので,受講に際しては十分に注意されたい。

講義の概要ならびに目標

(1)企業を価値動態として捉える視座を身につける
(2)企業発展とはいかなる状況をさすのかについて,自らの考えるところを理論的に説明する能力を身につける
(3)文献を読解し,それを踏まえて論理的に説明する能力を身につける
(4)他者の意見を受け止めたうえで,そこから議論を展開する能力を身につける 

成績評価方法

報告(担当箇所の和訳+問題提起):80%

議論への参加:20%

更新情報

  • 講義情報をいくつか更新しました。

講義関連

2015年度後期(木曜日1時限目)開講の特殊講義I(企業発展メカニズム分析)を履修したいと考えている方は,必ず初回に出席してください。

 

なお,恐縮ながら,この科目は経営学科の学生(2回生以上)しか履修登録できません。

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